痔や脱肛を治癒につなげる食事についての原則を伝授しましょう。そんなに難しくなく、日常気をつけるポイントについて解説します。
・食物繊維を多く含む食品をとるように心かける
・アルコール類や香辛料の多い刺激性の食品は控えるようにする
・いつも水分をたっぷりとるようにする
・朝食は毎日欠かさずしっかり食べる
・便秘をしないように努める
その他気の付いたポイントも記載しておきましょう。
1)食物繊維を含む食品を食べる
食物繊維を多く含む食品には海藻類、おから、ヒジキ、大豆、玄米、麦ご飯、などがあります。食物繊維は食べ物のなかでも人間の体内で消化されずに絞リかすとなって排出される部分です。腸のぜん動運動を活発にしてくれます。これらの食品を毎日の食卓に十分とり入れます。下痢しやすい人はとりすぎに注意しましょう。.
2)下痢と便秘をしない
痔を避けるために重要な対策は、便秘と下痢をしないことです。日本人の約半分は痔の疾患といわれています。下痢をすると、細菌が侵入し、その結果、痔になりやすくなります。便秘になると、どうしてもトイレで長時間りきんで、痔静脈のうっ血をひどくなります。そのためかたくなった便が肛門をどうしても傷つけやすくなります。日常便秘と下痢を防ぐことに普段から注意しましょう。
3)便秘の人は朝起きたら、冷たい飲み物を飲む習慣を
朝、起きぬけに牛乳を飲むと有効です。冷たい飲み物をとると、胃・大腸反射を起こさせるのに非常に効果があります。
4)水分を十分とる
少々の水では、汗や尿となって効果がありません。便をやわらかくするまでいきませんので、多くの水分を摂りましょう。便をやわらかくして排出しやすくするためには、水分を多くとることが重要です。
5)消化吸奴のよい食事を心かける
毎日、芋類やヨーグルトを食べるのも効果的です。時間をかけてゆっくり食べたり、1回分の食事を少量にして回数をふやしたりします。
6)排便は朝食後の習慣とする
朝食をしっかりとると、排便は朝食後の習慣となるでしょう。これは便秘解消の決め手となります。通常便意は朝に起こります。したがって、朝食をとらなければ、当然便意も起きないです。朝の忙しさにかまけて、便意をがまんするのはやめましょう。
7)刺激物、アルコール類は控える
脂肪は腸内の潤滑油となるので、適度に必要です。香辛料などの食品は腸壁を刺激しますので、適当ではあリません。すでに痔のある人は、とりすぎないように注意が大切です。
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